約 4,016,207 件
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/1505.html
俺「ふぅ……」 ビール瓶一本を一気飲みして、ため息をつく。 ちなみに、出撃直前である。 クルピンスキー「うーん、ボクも一杯欲しいところだねぇ」 サーシャ「中尉?」 クルピンスキー「おおっと、冗談だよ熊さん! お酒はやっぱり一仕事終わった後が一番だからね!」 ちょっと低い声音のサーシャに、笑顔で手を振る。 俺「そんじゃ、帰ったら一献やるか? ちょうど、いい扶桑酒が届いたんだ。オラーシャに来たってことで『北の誉』だ」 クルピンスキー「そりゃいいね、約束だよ?」 俺「おう!」 突き出した拳と拳をこつんとぶつけ合う。 ラル「さて、準備は出来たようだな?」 隊員全員を見まわし、ラルが口を開く。 すると、わずかなざわめきまでも消え、視線がラルに集中する。 ラル「今日の任務は、リガ方面に進出する連合軍のために制空権を取ることだ。 諸君らの戦い如何によって地上の友軍の働きは大きく左右される。 一機薄汚いネウロイを潰せば、それだけ人類が取り返す大地は増えると心得ろ!」 ラルが肩越しに手を軽く振る。 それを合図に、タルトゥに設置された臨時基地のハンガーが開き、滑走路への道が開かれる。 ラル「さあ、行くぞ諸君! 空に少し早い勝利を祝う花火をあげてやろうじゃないか!!」 滑走路へと向き直り、手を高く掲げる。 ラル「第502統合戦闘航空団出撃する!!」 腕を振りおろし、合図をする。 9人が一斉に空へ上がった。 リガの北東約110kmに位置するヴァルミエラ近郊。 ガリアが解放されて以来、領土奪回を期して攻勢をかける人類と、ネウロイが激戦を繰り広げていた。 直枝「落ちろ!」 ニパ「これで三つ!」 その上空。502の魔女達を筆頭にウィッチ隊が完全にネウロイの頭を押さえていた。 力強いその姿に、陸上の友軍は力づけられ、負けじと奮闘する。 俺「うっしゃぁ!」 白刃が舞い、小型ネウロイが一刀両断される。 クルピンスキー「おっと、そっちは地獄だよ? まあ、逆もそうなんだけど」 MG42が吼えれば、コアが砕け散る。 人類からの襲撃だからか、大型を繰り出せないのか、空に上がってくるネウロイの殆どが小型で、中型がぼちぼちといった具合。百戦錬磨の彼女らの敵ではなかった。 ラル「順調だな」 ロスマン「『今のところは』って注が付くけれどね……」 サーシャ「そろそろ、頃合いでは?」 ラル「うむ……」 502のトップ3が、戦闘の合間で言葉を交わす。 戦闘では遅れを取ることはないブレイブウィッチーズだが、無尽蔵なスタミナを誇るネウロイと違い、弾薬残量やストライカーの航続距離問題がある。 特に、BF109という足の短いストライカーの愛用者が多いこともあり、タルトゥに臨時基地があるとはいえ、そろそろ戻らなくてはいけない。 ラル「私たちが抜けている間は、他の部隊に任せるしかないか」 少々残念そうに息を吐くが、すぐに表情を引き締めてインカムを通して通達する。 ラル『502統合戦闘航空団一時退却する!』 直枝「ちっ、しゃあねぇか……」 声には出さないものの、直枝と同じような感想を持ったものは多かった。 だが、そこは軍隊である。よどみなく退く準備を始める。 伯爵「殿は任せてもらおうと思うけど、いいよね?」 俺「全然構わないぜ? どんとこいだ」 伯爵「なら、決まりだね」 502の中で一番前線に位置していた、二人はにやりと笑みを交わしあった。 伯爵『さて、退却ついでに私たちが殿をもらっちゃうね』 ラル『わかった、任せる』 伯爵『了解。女の子のお尻はちゃんと守ってみせるよ』 サーシャ『くれぐれも「真面目」にお願いしますよ、中尉』 軽口を叩く伯爵に、サーシャが一言はさむ。 俺『まあまあ、俺が近くで見てっから安心してくれよ』 サーシャ『それはそれで心配なんですが……まぁ、そういうことにしておきます』 インカム越しにもサーシャのため息が聞こえた。 伯爵「やれやれ、熊さんも素直じゃないねぇ」 俺「あれはあれであの人なりの激励だろ?」 伯爵「まあね。私としたらかわいいからなんでもいいけど」 退却体勢に入った味方とネウロイ達の間に入り、弾幕を張ってネウロイが近寄らないよう牽制する。 俺「ははっ、ならさっさとお仕事終わらせてご褒美もらいにでも行ったらどうだ?」 伯爵「そりゃあいいね……っと、お邪魔虫も多いみたいだけど」 俺「なら、さっさと潰しちまえ……ってな」 また時折飛んでくるネウロイのビームをシールドで受け止め、後方へ絶対に流さないようにする。 だが、当初は順調に行えていた殿の仕事だが、こちらが攻勢に出る様子がないと気づいたか、ネウロイからの攻撃に厚みが増していく。 伯爵「やれやれ、シールド張りっぱなしだよ」 俺「軍隊は退却時の損失が激しいからなぁ……」 ほとんどシールドを張っての防衛が主任務となっていた二人。 表情は真剣そのものなのだが、口は余裕を崩さないところは、似たもの同士なのかもしれない。 ラル『こちらの安全圏までの後退は間もなく完了する。二人共離脱準備を開始してくれ』 伯爵&俺『了解』 ようやくラルから離脱命令が下った。 俺「さてはて、ようやくとんずらこけるってわけか」 クルピンスキー「そうみたいだね……っ!」 言った瞬間だった。 クルピンスキーの視界の端には、木の陰に巧妙に隠されていた高射砲台。 そして、それを操作する人型ネウロイ。 既にこちらを狙って撃つ瞬間。 クルピンスキー(回避は……間に合わない!) 狙いが彼女であれば回避行動でどうにかなったかもしれない。 だが、砲の先が向いていたのは、僚機の俺。 なんとかシールドを張ったとしても、砲の口径からして突破されるだろう。 クルピンスキー「やれやれ……」 俺「えっ?」 自分の身を斜線に滑り込ませる。 驚きこちらを見る俺に、優しく微笑みを見せてやりながら、後背にシールドを展開する。 俺「おいっ!」 同時に赤い閃光がきらめき、シールドに衝突する。 反射的に展開したため硬度が十分でなく、さらに高射砲台の大口径によりシールドはすぐさま脆くも崩れていく。 クルピンスキー「……うあっ!」 そして、シールドは音もなく、薄氷のように割れ消えていく。 だいぶ勢いは削ぎ落とされたとはいえ、その一撃を受ければ、もう飛び続けることはできない。 クルピンスキー「……ふふっ」 だけど、激痛に歪んでいるのに、無理やり失敗した笑みを維持しようとする。 安心させようとしているのだろうが、その表情は儚さだけを思わせた。 俺「伯爵!!」 気づいた時には体が勝手に動いていた。 零れた水滴にように力なく落ちていくクルピンスキーを負って急降下する。 先ほど撃ったネウロイの第二射だろうかが、すぐ頭上を掠めたが気にしない。 俺「バカやろおおおおおおお!!」 その言葉は一体、どちらへ向けられたものなのか。それとも両方か。 徐々に彼女との距離が縮む。 同時に地上との距離も縮む。 俺「捕まえ……たっ!!」 なんとかクルピンスキーに追いつき、銃を放り投げ、その身を大切に抱える。 だがすぐには降下の速度を消すことはできない。 魔力を惜しむことなくエンジンに流し込み、焼け付くことも厭わず回転させる。 俺「ふざけんなよ!!」 それでも、勢いを完全を抑えられない。 大地が、それも冬の寒さで硬度の増した固い大地が迫る。 俺「止まり……やがれ!!」 衝突の瞬間、シールドを展開。 俺「がっ……!!」 背筋が破壊されるかと思う程の衝撃が襲い掛かった。 押し出されるように声が出そうになるのを、歯を思いっきり食いしばり耐える。 俺「はっ……はあっ……」 なんとか大地に不時着することに成功し、俺は肩で思いっきり息をする。 クルピンスキー「あんまり……この格好は私のイメージに……合わない、んだけどな……」 俺「伯爵、大丈夫か!?」 腕の中から、膝の裏と背に手を回されて、いわゆるお姫様抱っこの形で抱きかかえられていた伯爵の苦しそうな息と同時に漏れる声が聞こえてきた。 クルピンスキー「まぁ、死にはしないよ……たぶん、外傷より、一時的な内臓ダメージ……だと思うし……それに、私って……いつだって怪我はそんなひどくならなかったし、ね……」 俺「わかった。わかったからもう黙ってろ」 ゆっくりと地面に横たえてやる。 すぐに海軍士官服の上着を地面に敷いて、そちらへ移してやる気配りも忘れない。 クルピンスキー「やれやれ……助けようと思ったのに、助けられてるんじゃ、どうしようも……ないね……」 余裕を見せるためか、それとも本当に余裕があるのかはわからないが、軽口を叩いてからクルピンスキーは深く息を吐き、そっと口を閉じた。 ラル『クルピンスキー! 俺! どうした応答しろ!!』 異常に気付いたラルからインカム越しに呼び掛けてきた。 休ませようと、クルピンスキーの耳からインカムを外してやってから、返答する。 俺『こちら俺。クルピンスキーが被弾して負傷。俺も空中で中尉を救出し現在不時着中』 ラル『生きているんだな? クルピンスキーの負傷の程度は?』 俺『戦闘も飛行も不可能っすけど、おそらくそこっまでひどくはないかと。悪かったとしても命に支障が出るほどではありませんよ』 ラル『そうか……俺、お前は飛べるか?』 俺『あー……』 足元を見ると、外部装甲が歪み、中の部品が見えて、エンジンがうんともすんとも言わなくなっている雷電が見えた。 シールド越しとは言え、地面と衝突した衝撃で雷電は壊れてしまったらしい。 俺『不時着の影響で、おしゃかっすね。飛行は無理っす』 ラル『そうか……』 インカム越しにラルの深いため息が聞こえた。 ラル『なら、ストライカー回収班を向かわせる。それまで身の安全を第一に考え待機しろ』 俺『了解』 ラル『では無事を祈る。ポクルイーシキンが説教をしたがってるからな』 俺『……ははっ。それはそれは逃げたいけど逃げられないっすねぇ』 ラル『ああ、必ず帰ってこい、命令だ。それでは』 ここで通信が切れた。 軽く息をつくと、もう使い物にならないストライカーを脱ぎ捨て、クルピンスキーのすぐ側に座り込む。 クルピンスキー「ラルは、なんだって?」 まだ体はほとんど動かせないようだが、だいぶ楽になってきたらしく、流暢に言葉が出るようになったクルピンスキーが話しかけてきた。 俺「ん? ああ……ストライカー回収班をよこしてくれるってさ」 クルピンスキー「やっぱりね。またアウロラちゃんに呆れられちゃうよ」 俺「それも命あってのものだろうさ」 クルピンスキー「それも、そうだね」 こんな状況なのに、普段と変わらない様子で言葉を交わす二人。 地面に胡坐を組むと、持ってきていた酒を取り出し、一口傾ける。 俺「ま、じっくり待つしかないか」 クルピンスキー「場所的に、味方がくるのが先か、ネウロイが来るのが先かってとこだけどね。ところで、私にもお酒分けてくれないのかな?」 俺「ん? しゃあねぇなぁ……」 地面に横たわっているクルピンスキーの背を腕で起こしてやり、酒瓶を口元に寄せてやる。 俺「ほらよ」 クルピンスキー「ふふっ、ありがとう」 こくりと、喉が動く。こんな時でもどこか色っぽい。 俺「さて、時間を潰さないといけないわけだが……」 クルピンスキー「私としてもらこのまま平穏無事に過ぎて欲しいところだけど……」 俺「ああ……どうもそうは問屋が卸さんらしい」 二人の意識が不時着した森の中のある方向へ向かう。 聞こえるのは足音。だが、おそらくそれは人のものではない。 俺「やれやれ……もう一仕事かよ」 言葉ではそういいながら、口元には凄惨な笑みを浮かべる。 クルピンスキー「私もお手伝い、といきたいところだけど今回は譲ってあげるよ」 俺「おう……任せとけ」 二人の銃はもうどこかに行った、あるのは俺が背負っている扶桑刀雷切のみ。 俺「じゃ、行ってくる」 クルピンスキー「うん、待ってるよ」 どこか、クルピンスキーの声が寂しそうに思えたが、怪我で弱っているからだろうと理由を付けると、対ネウロイ戦闘用に意識を切り替える。 俺「さぁ、まだまだ戦争のお時間だ」 森の中。 聞こえるのはせいぜい遠方で響く戦闘の音。そして、人型ネウロイが地を踏む音。 耳を閉じ、俺はなにやら地面に耳をつける。 俺「……あっちか」 地面を伝って聞こえる集団の足音からネウロイのいるであろう方角に見当をつけると、足音を消して歩む。 俺「足音を消して歩けるようになれ、か。姉御の教えも役に立つもんだな」 かつて師匠である赤松明美に扱かれた日々を思い出し、自然と苦笑が浮かんだ。 俺「ま、今だってそのおかげでこいつ一本でも戦えるわけだけど、な」 背に負った、頼りになる相棒である雷切の場所を細かく確認した。 滑るように森を移動していく。 俺「……敵、発見」 暫くすると、森の中の小道を進む10体弱の人型ネウロイを発見した。 すぐさま近くにあった太い木を遮蔽物にし、身を隠す。 俺「だいたい一個分隊ってとこか……いけるな」 自分に言い聞かせるように言い切ると、二度三度深く息を吸う。 そして、瓶に残った酒を全て流し込む。 刀を鞘から抜き放つと、にやりと犬歯を見せての獰猛な笑みを浮かべた。 俺「姉御から伝授された赤松流……とくと照覧あれ」 空の酒瓶を自分のいる方と逆方向に放り投げる。 俺「まぁ、赤松流って言っても姉御の我流だけどな」 大地に叩きつけられた酒瓶が音を立てて割れると同時に、木の陰から小道へと一気に躍り出る。 ネウロイ達は音に注意を向けてしまっていて、見事に俺に背を向ける格好になっている。 俺「……ふっ!」 走りながら、踏み込む。 一閃。 袈裟がけに白刃が煌き、一体がその身を散らす。 俺「はぁっ!」 さらに振り返る隙を与えずに、もう一体を返しの刃で真っ二つに割る。 俺「やはり名刀は……切れ味が違う!」 ネウロイ達は奇襲を仕掛けてきた俺に慌てて対処し始めた。 危険度が高まるものの、心を乱すことなく、俺はただ動き続ける。 全力の魔力での身体強化を、アルコールを魔力に変えることで持続させる。 俺「よっ!」 蹴りで直ぐ脇にいたネウロイを蹴り飛ばし、その後ろにいたもう一体のネウロイと衝突させる。 俺「……っと!」 そのまま足を回転させ、背後からの他のネウロイが放った攻撃を回避しつつ振り向く。 身を深く沈めたかと思えば、刀を切り上げさらに一体を切り裂いた。 俺「ちっ!」 だが、まだ相手は6体も数がいて、ついには追われる側になる。 低い前傾姿勢で走り出すと、正面のネウロイにタックルをしかけるように突っ込み刀を突き刺し、これまた撃破。 残りは5体。 俺「あぶねっ!」 首の後ろがちりちりとする嫌な感じに従い、刀から手を離し、横へとローリング。 飛び退いた場所に攻撃が通った。 俺「頃合いだな!」 蹴り飛ばして転ばせていた2体も立ち上がり、状況は悪くなるばかり。 途中、突き刺したネウロイが消滅したことで、地面に転がっていた刀を拾いつつ走り、小道から再び森の中へと入る。 当然、ネウロイらも追ってくるが、木の多さと、移動する目標に照準はうまく合わない。 俺「おらよっ!」 逆に、足並みが崩れたとみると、うまく木々を遮蔽物にして近寄ってきた俺に各個撃破されてしまう。 残りは3体。 俺「さんざ姉御に森の中は走らされたんだ、負けるか!」 動きが制限され鈍るネウロイとは違い、俺の機動力は鈍らない。 俺「ネウロイはいいな、血とかが出ないから刀の切れ味が鈍りにくい」 残り2体。 俺「これで最後だ!」 左右のステップで攻撃をかわすと、居合の形で刀を構える。 俺「その首……置いてきやがれえええ!」 目にもとまらぬ居合の剣筋が、見事に人型ネウロイ2体の首の部分を翔け抜けた。 俺「おっと、いかんいかん」 背の鞘に刀を仕舞うと、ぱんぱんと手をはたく。 俺「ネウロイは消えやがるから、首なんか残らなかったな」 森の中でのゲリラ戦。 勝利の女神は俺へと微笑んだ。 俺「よっ」 クルピンスキー「やぁ、お帰り。どうだった?」 俺「この通り、余裕だな」 墜落現場に戻ってみると、大分調子が戻ったのか、クルピンスキーは近くにあった木にもたれかかる形で座っていた。 クルピンスキー「そのわりには、大分どろんこみたいだけど?」 俺「はっ、ネウロイどもと遊んでやっただけだ。ガキの相手は疲れる」 クルピンスキー「ふふっ、それはよかった」 俺「何回もやりたくはないけどな、っと」 どっかりとクルピンスキーの横に俺も座り込む。 クルピンスキー「でも、これで待ってればいいんだろう?」 俺「もちろん、そのはず……」 だが、言いかけたところで森の木々がなぎ倒される音が聞こえてきた。 どこに隠れていたのかという数の鳥が空へ飛びあがる。 俺「……だったんだけどなぁ」 森を蹂躙し、一気に姿を見せたのは、四本の脚を持って大地を這いまわる戦車型ネウロイ。 その砲塔がこちらへ向く。 クルピンスキー「やれやれ、大ピンチって奴じゃないか。どうする?」 俺「わかってんだろ? いくらなんでもこりゃ逃げられねぇよ」 クルピンスキー「じゃあ、二人そろってあの世行き……かい?」 俺「そうも、行かねえんだよな……」 ゆっくりと立ち上がると、俺は再び刀を抜き、正眼に構える。 俺「戦車が出てきたからって、そうほいほいと負けましたと言ってられるかぁ!!」 一気に走り出す。 もはや破れかぶれとしか思えないその動き。 戦車型ネウロイは、ウィッチとはいえ重火器を持たずたった一人でなにが出来るのかとばかりに俺の出方を見ていた。 俺「だいたい、上から見下すんじゃねえ!」 向かう先はネウロイの右足。 俺「ネウロイの分際で、人間様をよおおおおおお!」 刀を振りかぶると思い切りそれを振るう。 俺「さっさと……地面に這いつくばりやがれえええええ!!」 木の幹程もあろうかという太いネウロイの足。 先ほどまでの人型ネウロイとは違い、固い。刀が途中で止まりそうになる。 だが、かつて雷神を切ったために千鳥から改名された名刀雷切は、ここにきて鋭さを増すかのように持ち主の意思をくみ取る。 俺「でりゃあああああ!!」 刀が振りぬかれると、ネウロイの右足は切断されていた。 これにはたまらずネウロイも体勢を崩して大地に伏してしまう。 俺「へっ、ざまぁ」 片手の中指を立てて見下してやる。 こうなってはネウロイも先ほどまでの余裕を見せていられず、砲塔を俺のいる方向へと向ける。 俺「おっと、こりゃ失礼」 もちろんそれに俺は気付き、余裕をもって逃げだす。 体全体で旋回できないので、後ろの方へ回れば、前方についている砲では俺を狙えないからだ。 俺「残念だが当たらない……っ!?」 ネウロイが放った一撃は、俺から離れた方向へ飛ぶ。 思惑通りの展開に、俺は余裕の笑みを浮かべていたのだが、着弾の瞬間驚きに目を見開いた。 俺「ぐぅああっ!?」 爆風と飛び散る破片に体が煽られ、吹き飛ばされた。 俺「榴弾……かよ…………」 全身に傷を負い、地面に放り出された格好のまま、うめく。 なんとか右手に握った刀は手放さずにすんでいたが、体は殆ど言うことを聞かない。 そしてなにより、 俺「左腕が……くたばり、やがった……」 どうやら骨がやられたらしく、左腕はぴくりとも動かなくなっていた。 足を一本失ったものの、なんとか残った三本の足で立ち上がったネウロイが、ゆっくりと体を回転させ、俺の方へ向く。 俺「くそ……」 刀を杖にして、無理やり体を起こすが、立ち上がるまでにはいかない。 ネウロイの砲塔が逃すことなく、俺を捉えた。 俺「もう……ダメか…………」 そう思い、目を閉じようとした瞬間だった。 インカムから、涼やかな声が聞こえてきた。 アウロラ『よくやったわサムライ。後は任せなさい』 同時に、大きな銃声が響いた。 戦車型ネウロイがアウロラのラハティL-39に撃ち抜かれる。 俺「……遅ぇよ」 白い破片となって消えるネウロイを眺めながらそう呟き、ふっと力が抜けて地面にどさりと倒れ伏した。 そのまま俺の意識は深く沈んでいった。 ページ先頭へ
https://w.atwiki.jp/strike_witches/pages/642.html
連盟空軍航空魔法音楽隊「ルミナスウィッチーズ」ヴァージニア・ロバートソン 渋谷いのり リュドミラ・アンドレエヴナ・ルスラノヴァ アイラ・ペイヴィッキ・リンナマー エレオノール・ジョヴァンナ・ガション マリア・マグダレーネ・ディートリヒ マナイア・マタワウラ・ハト シルヴィ・カリエッロ ジョアンナ・エリザベス・スタッフォード グレイス・メイトランド・スチュワード 連盟空軍航空魔法音楽隊「ルミナスウィッチーズ」 ヴァージニア・ロバートソン VIRGINIA ROBERTSON 所属 ブリタニア連邦 階級 軍曹 身長 154cm 年齢 14歳(時期不明) 誕生日 4月7日 愛称 「ジニー」 使い魔 不明鳥のような使い魔だが公式では「???」とあるのみで詳細不明。 固有魔法 不明 使用機材 不明 担当 ボーカル・編曲 パーソナルカラー ライトグリーン その他ブリタニアの片田舎の出身。なにか目的があってロンドンへと上京してきたらしい。 ナイトウィッチの資質がある。電波、魔導波を「聞く」能力を持つ。 声優 鳴海まい イメージモデル ジーニー・ロバートソン(1908-1975)その他スコットランドのフォーク歌手。 大英帝国勲章MBE受勲者。 出典 『ルミナスウィッチーズ』公式HPなど 渋谷いのり しぶや いのり 所属 扶桑陸軍 階級 軍曹 身長 153cm 年齢 14歳(時期不明) 誕生日 8月12日 愛称 「いのりん」 使い魔 三毛猫 固有魔法 不明 使用機材 不明 担当 ボーカル・作曲 パーソナルカラー ライトブルー その他陸軍一家出身の令嬢。父親はブリタニア駐在武官。 普段はおっとりして内気、周囲から一歩引いていることが多い。ごく稀にてこでも動かない頑固さを見せる。 声優 細川美菜子 イメージモデル 淡谷のり子(1907-1999)愛称 「ブルースの女王」 出典 『ルミナスウィッチーズ』公式HPなど リュドミラ・アンドレエヴナ・ルスラノヴァ LYUDMILA ANDREYEVNA RUSLANOVA キリル文字 Людмила Андреевна Русланова ? 所属 オラーシャ帝国陸軍 階級 軍曹 身長 160cm 年齢 14歳(時期不明) 誕生日 10月27日 愛称 「ミラーシャ」 使い魔 ボルゾイ 固有魔法 不明 使用機材 不明 担当 ボーカル・作詞 パーソナルカラー レッド その他エネルギッシュで世話焼きな性格。周囲からはいつも怒っているように見え、不思議がられている。 皆に内緒で飛行日誌にポエムをつけている。 私服のセンスがもっさい。 アイラに心酔しており、「アイラさま」と呼んでいる。 声優 藍本あみ イメージモデル リディア・ルスラノヴァ(1900-1973)フルネーム リディア・アンドレエヴナ・ルスラノヴァ その他1930年代から人気を博したソ連の女性歌手。 ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国功労芸術家を受けた。 スターリン政権末期には夫のウラジミール・クリュコフ(赤軍士官)との関係で収監されている。スターリン死後に釈放。 出典 『ルミナスウィッチーズ』公式HPなど アイラ・ペイヴィッキ・リンナマー AIRA PAIVIKKI LINNAMAA 所属 スオムス空軍 階級 少尉 身長 171cm 年齢 16歳(時期不明) 誕生日 6月29日 愛称 「アイラ」 使い魔 ホッキョクオオカミ 固有魔法 不明 使用機材 不明 担当 ボーカル・リーダー パーソナルカラー パープル その他連盟空軍航空魔法音楽隊「ルミナスウィッチーズ」のリーダー。 クールな見た目だがハートは熱く、隊員のお姉さん役。 航空魔法音楽隊への転属以前に前線経験があり、音楽隊では唯一のエースウィッチ。事情があって音楽隊の所属となった。右腕に包帯を巻いている。戦傷による後方勤務? 声優 真宮涼 イメージモデル アーレ・ペイヴィオ・リンナマー(1918-1942)所属 フィンランド空軍 撃墜数 6 その他継続戦争時のフィンランド空軍エースパイロット。飛行28戦隊に所属した。 1942年、戦闘中に不時着し、地上からの味方の救援を敵の接近と誤認して自殺した。 出典 『ルミナスウィッチーズ』公式HPなど エレオノール・ジョヴァンナ・ガション ELEONORE GIOVANNA GASSION 所属 ガリア共和国 階級 軍曹 身長 166cm 年齢 16歳(時期不明) 誕生日 12月19日 愛称 「エリー」 使い魔 イエネコ 固有魔法 不明 使用機材 不明 担当 ボーカル・サブリーダー パーソナルカラー ブルー その他連盟空軍航空魔法音楽隊「ルミナスウィッチーズ」のサブリーダー。 率直な言動のため、不思議な人と思われている。困っている人を放っておけないタイプ。 猫と会話できるらしい。 声優 都月彩楓 イメージモデル エディット・ピアフ(1915-1963)本名 エディット・ジョヴァンナ・ガション フランスで国民的に親しまれたシャンソン歌手。 出典 『ルミナスウィッチーズ』公式HPなど マリア・マグダレーネ・ディートリヒ MARIA MAGDALENE DIETRICH 所属 帝政カールスラント 階級 曹長 身長 155cm 年齢 15歳(時期不明) 誕生日 12月27日 愛称 「マリア」 使い魔 モモンガ使い魔の影響で夜目が利く。 固有魔法 不明 使用機材 不明 担当 ボーカル・アクロバット演目考案 パーソナルカラー ピンク その他規律を重んじるカールスラント軍人。ただし朝は苦手で、よく居眠りしている様子。 声優花江もも(~2021/1) 古仲可奈(2021/3~) イメージモデル マレーネ・ディートリヒ(1901-1992)本名 マリー・マグダレーネ・ディートリヒ ドイツ出身の女優・歌手。のちにアメリカ市民権を獲得した。「リリー・マルレーン」を持ち歌としており、慰問に回った先で連合軍兵士たちに絶大な人気を博した。 出典 『ルミナスウィッチーズ』公式HPなど マナイア・マタワウラ・ハト MANAIA MATAWHAURA HATO 所属 ニューゼーラント空軍 階級 軍曹 身長 152cm 年齢 13歳(時期不明) 誕生日 12月30日 愛称 「マナ」 使い魔 キーウィの「キューちゃん♥」キーウィは気まぐれなため本来使い魔には向かないとされている。 固有魔法 不明 使用機材 不明 担当 ボーカル・ダンス振り付け パーソナルカラー イエロー その他体を動かすのが大好きなニューゼーラント空軍屈指の元気娘。ヒマと場所があれば踊っている。 声優 結木美咲 イメージモデル アナ・ハト(1907-1953)フルネーム アナ・マタワウラ・ハト その他ニュージーランドのマオリ系歌手。 出典 『ルミナスウィッチーズ』公式HPなど シルヴィ・カリエッロ SILVIE CARIELLO 所属 ロマーニャ公国 階級 軍曹 身長 162cm 年齢 15歳(時期不明) 誕生日 10月11日 愛称 「シルヴィ」 使い魔 羊 固有魔法 不明 使用機材 不明 担当 ボーカル・衣装担当 パーソナルカラー オレンジ その他ロマーニャ生まれロマーニャ育ち。 ファッションにこだわりがあり隊内でも衣装担当。 努力家で訓練時での成績は良好。にもかかわらず音楽隊への転属となる、「なにか秘密を持っていそう」とあり、お嬢様言葉を覗かせて慌てて言い直すといった様子がある。 声優 琴坂みう イメージモデル 不明名前から一致するイタリア人歌手は見当たらない。誕生日が一致するイタリア人歌手シルヴィーナ・フィオレージの可能性が指摘されている。変名の理由は「秘密」と関係がある? その他普段着はドイツ軍のヴィントブルーゼと思われる。 出典 『ルミナスウィッチーズ』公式HPなど ジョアンナ・エリザベス・スタッフォード JOANNA ELIZABETH STAFFORD 所属 リベリオン海軍 階級 曹長 身長 150cm 年齢 12歳(時期不明) 誕生日 11月12日 愛称 「ジョー」 使い魔 プレーリードッグ 固有魔法 不明 使用機材 不明 担当 ボーカル・デザイン部隊章、隊員のパーソナルマークのデザインも担当。 パーソナルカラー グリーン その他出身地はニューヨーク。9人きょうだいの長女で、8人の弟がいる。 両親が病気がちなため、代わりに弟たちを養うためウィッチとなる。 隊内では最年少。ただし大家族の長女であるため隊員の半分くらいは妹に見えている。 声優 橘きょう イメージモデル ジョー・スタッフォード(1917-2008)フルネーム ジョー・エリザベス・スタッフォード アメリカの女性トラディショナル・ポップ歌手。初舞台は12歳当時。 戦時中、ラジオで歌声を聞いた前線の兵士たちから、「G.I. Jo」というニックネームをつけられた。 出典 『ルミナスウィッチーズ』公式HPなど グレイス・メイトランド・スチュワード (英字表記未発表) 所属 リベリオン陸軍 階級 少佐 身長 165cm 誕生日 5月20日 愛称 「グレーシー」 使い魔 不明 使用機材 不明 担当 隊長/プロデューサー その他リベリオン義勇軍としてダンケルク撤退戦やバトル・オブ・ブリテンに参加。 前線から引退後、デスクワークにつく。 戦闘に参加できないウィッチを集めた「航空魔法音楽隊」を構想。「歌が人を救う」という信念にもとづく。 隊長兼プロデューサーとして予算と隊員集めに奔走する。 声優 未発表 イメージモデル ジェームズ・スチュアート (1908-1997)フルネーム ジェームズ・メイトランド・スチュアート 所属 アメリカ合衆国陸軍航空軍→アメリカ空軍 その他 アメリカの男性俳優。1940年に『フィラデルフィア物語』 でアカデミー主演男優賞を得たムービースター。 第二次世界大戦では陸軍航空軍に志願してB-24爆撃機の操縦士となる。第445爆撃群、2D爆撃航空団などに所属し欧州戦線で活躍。 殊勲飛行十字章を受章。最終階級は空軍少将(1968年)。 1984年、アカデミー名誉賞を受賞。 出典 ルミナスウィッチーズ公式HPなど
https://w.atwiki.jp/dsayz/pages/35.html
画像 説明 基本情報 ステータス ⇒ユニットに戻る [部分編集] 画像 説明 高い攻撃力と中程度の耐久力を誇る。能力のバランスが良く、主戦力ウィッチにプリーストを加えた編成は非常によく用いられる。 プリーストを加えない場合、驚くほどあっさりやられてしまうので、回復魔法は必須。優先ターゲットが特に無いため、 攻撃中に集団が分裂しやすく回復が追い付かなくなりやすいのが欠点。 攻撃魔法、ヒーリングライト、タイムストップなど幅広い魔法と相性がいい。 援護要員としても人気がある。 基本情報 キャンプスペース 精製時間 移動速度 移動対象 攻撃の種類 攻撃の対象 優先ターゲット 攻撃距離 攻撃速度(回/秒) 4 8分 12 地上 単体攻撃 地上 空中 特になし 4? 0.6 ステータス レベル 一撃のダメージ HP 精製コスト アップグレードに必要な資源 アップグレードに必要な時間 1 94 120 900エーテル - - 2 131 145 1200エーテル 100000エーテル 2日 3 ? ? ?エーテル ?エーテル ?日 4 ? ? ?エーテル ?エーテル ?日 5 317 250 2100エーテル ?エーテル ?日 コメントはこちらに 名前 閲覧数(通算): - 閲覧数(今日): -
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/199.html
異世界のウィッチその8 ―――――――――俺の部屋 ベッドに寝転んで、俺は考えた。 そして、・・・決めた。 コンコン 部屋のドアがノックされた。 俺「・・・」 何も言わず、俺はドアを開けた。 ――――――― ガチャ ドアを開けたら、目の前にサーニャとエイラがいた。 サーニャ「・・・」 俺「・・・どうした」 サーニャ「・・・俺さん」 俺「・・・」 サーニャ「・・・」 エイラ「・・・」 静寂が俺達の周りを包む。 ・・・サーニャが口を開いた。 サーニャ「・・・帰っちゃっても、私のこと、忘れないでください」 ・・・なんだ。そんなことか。 俺「・・・サーニャ」 サーニャ「・・・はい」 俺「心配するな」 サーニャ「・・・それは」 俺「ん?」 サーニャ「どっちの意味で、ですか?」 俺「・・・」 サーニャ「・・・忘れないから心配するな、なのか・・・それとも・・・」 俺「サーニャ」 サーニャ「・・・はい」 俺「・・・」ニコッ サーニャ「・・・!」 俺が笑いかけたら、サーニャは驚いたような顔をして、 サーニャ「・・・し、失礼します」コツコツコツ 部屋に戻っていった。 その空間に、俺とエイラが取り残された。 俺「・・・行かないのか?」 その問いに対し、エイラは エイラ「その前ニ、お前に言っておくコトがアル」 と言った。 俺「なんだ?」 エイラは、目を閉じ、少し怒ったような表情で、きっぱりとした口調で言った。 エイラ「サーニャを泣かせたら、承知シネーからナ」 俺「・・・フッ」 エイラ「・・・」 俺「ああ、わかった」 エイラ「・・・約束ダカラナ」 俺「ああ」 エイラ「・・・早く、寝ろヨ。もう決まったんダロ?」 俺「なんで知ってるんだ?占いでもしたのか?」 エイラ「そんなんじゃない。誰がお前なんか占ってヤルカヨ、バカヤロー。 ・・・吹っ切れたような顔してたからダ」 俺「・・・そうか」 お前も吹っ切れたような顔してるけどな。 ・・・ やっぱり、俺ってわかりやすいのか? 部屋に戻っていくエイラの後姿を見ながら、自分の頬をつねりつつ、俺は思った。 ―――――――――翌日・午前 飛び立つ準備を整えた俺に対し、ミーナは言った。 ミーナ「・・・もう、決まったのかしら?」 俺「ああ」 ミーナ「・・・そう」 坂本「・・・」 ・・・そんな顔しないでくれ。 そう言おうとしたが、なんとなく、言わないでおいた。 俺「・・・発進!」 ドヒュンッ 俺は、曇り空の中、例の場所に向かっていった。 ――――――― ブウゥゥゥゥゥン 数日前、あいつが『待つ』と言っていたあの場所に向かう。 ・・・例のネウロイが見えた。 俺「・・・よお」 ネウロイ「やあ、俺君。決まったのかい?」 俺「・・・」フオオォォォォン シャキンッ 何も言わず、俺は紫色の魔力に切り替え、刀を構えた。 それを見たネウロイが、尋ねた。 ネウロイ「いいのかい?」 俺は答える。 俺「いいんだ。やっと、俺がこの世界に居る理由ができたんだ」 元の世界では出来なかった、他人との関係。 生まれて初めて、『仲間』というものができた。だから。 俺「俺は、この世界が好きだ。仲間の居る、この世界が。 だから、俺はこの世界と生きていく。この世界を、この世界の人達を、守る」 ネウロイ「元の世界に悔いはないの?」 俺「正直言うと、少しだけある。でも、いいんだ」 ネウロイ「何故?」 ・・・シャーリーの言っていた言葉。 俺「どこにいたって、人の繋がりは途切れたりしないんだ」 ネウロイ「別の世界に居るのに?」 俺「・・・生きていく世界は、関係ないんだ」 ネウロイ「・・・わかったよ。ほら、僕を殺して基地に帰りなよ。 そうしたら、君は今度こそ、完全に僕達の敵だ。これまでどおり、君達を殺しに行くよ。待っててね」 俺「望むところだ。待ってるぞ」 ネウロイ「・・・じゃあね」 俺「・・・ああ」 そう言って、俺は目の前の『敵』に、刀を突き刺した。 ――――――――基地 サーニャ「・・・」フオオォォォォン 宮藤「・・・サーニャちゃん、どう?」 リーネ「俺さんとネウロイの様子、わかる?」 サーニャ「うん・・・今、接触したみたい」 ペリーヌ「・・・どうするおつもりなのでしょう」 エイラ「ワカンネー」 ルッキ「・・・行ってほしく、ないなぁ・・・」 シャーリー「ルッキーニ・・・」 エーリカ「・・・」 ゲルト「・・・」(早く戻って来い・・・) 坂本「・・・」 ミーナ「・・・」 サーニャ「!」 宮藤「サーニャちゃん!?」 サーニャ「・・・ネウロイの反応が・・・」 ゲルト「反応が、どうしたんだ!?」 サーニャ「消滅しました・・・」 シャーリー「それって・・・」 ルッキ「もしかして!?」 坂本「・・・!」フオオォォォォン ペリーヌ「少佐、どうしましたか!?」 坂本「・・・微かにだが、見える。初めて、俺の固有魔法が発動したときと、同じ色の爆発だ」 エーリカ「・・・確定、だね」ニヤリ サーニャ「・・・!!」 ―――――――― 基地に戻りながら、俺は思った。 仲間というものは、繋がっている。どこにいても途切れはしない。 ならば。・・・俺の魔法なら。 ・・・ひょっとしたら。今なら、届くのではないか。本当に繋がっているのならば。 いや、繋がっているはずだ。仲間が繋がっていて、家族が繋がっていないなんて、ないはずだ。 俺は、刀に全力を込め、空に向けて、思い切り突いた。 ・・・父さん。母さん。・・・この想い。 「届け!」 ――――――― ・・・基地が見えてきた。 そこに向かって降下しようとしたら、・・・一人のウィッチが、こちらへ向かってくるのが見えた。 俺「・・・ん?」 そのウィッチは、綺麗な銀色の髪をしていた。物凄い速さでこちらへ向かってくる。 「俺さん!」 聞き覚えのある声だ。・・・俺が、最近しょっちゅう聞いていた声。綺麗な声。 近くまで来た。こちらに突進してくる。 そして、 俺「うおっ!?」 そのウィッチが抱きついてきた。 俺「・・・サーニャか」 サーニャ「・・・俺さん」 俺「・・・なんだ?」 サーニャ「・・・心配、しました」グス サーニャは、俺の胸にすがり付いている。泣いてるのか? 俺「・・・言ったろ?『心配するな』って」 サーニャ「・・・でも・・・」ヒック ・・・しまった。エイラに言われてたっけ。 ・・・サーニャ。 俺「泣かないでくれ」 サーニャ「!」 俺「俺は、お前のそんな顔、見たくない」 サーニャは俺の胸から顔を離し、俺の顔を見て、言った。 サーニャ「・・・じゃあ」グス 俺「ん?」 サーニャ「・・・笑って、ください」 俺「・・・」 サーニャ「私の、大好きな、俺さんを・・・俺さんの笑顔を、見せてください」ポロ 俺「・・・ああ」 いくらでも、笑ってやる。お前が笑ってくれるなら。 俺「・・・わかったよ、サーニャ」ニコッ 俺も、お前が、お前の笑顔が、好きだから。 ―――――――― 胸の中のサーニャの鼓動を感じながら、俺は空を見上げた。 雲の切れ間から太陽が見えた。暖かい光だ。まるで俺の心を溶かすかのようだ。 俺は最初、この辺りから落ちてきたんだ。そのときは、不安だらけだった。家族もいなかった。帰る場所もなかった。 でも、今は違う。この世界には、仲間がいる。守りたいものがある。居場所がある。 だから、・・・大丈夫だ。俺は、この世界で生きていける。 そう思った。 サーニャ「・・・俺さん」 俺「ん?」 チュッ 俺「!??」 サーニャ「・・・あ、あの!///」カァ 俺「な、なんだ・・・?///」 サーニャ「・・・これからも、よろしくお願いします、俺さん///」 俺「・・・ああ!」 胸の中のサーニャを、俺は強く抱きしめた。 ーおしまいー 異世界のウィッチ2
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/191.html
異世界のウィッチ ――――――――ロマーニャ基地にて ・・・俺は、ミーナとか言う女に抱えられたまま空飛ぶ10人に自己紹介され、 こいつらの基地だというところに連れてこられた。 俺を支えてくれたミーナに感謝しつつ、俺は信じられないことを耳にした。 ・・・ここはロマーニャという国にある自分たちの基地で、 自分達は『ウィッチ』として空を飛び、人類に牙をむくネウロイという不思議な生命体と戦っている、というのだ。 (・・・なんで俺はここにいるんだ、という質問には答えてもらえなかった。当たり前か。答えようがないしな) 俺「・・・」ボーゼン 坂本「どうした?」 ゲルト「それほど驚くことでもないだろう」 俺「驚くに決まってんだろ!」 サーニャ「!」ビクッ エイラ「サーニャを(ry」 俺「信じられるわけないだろ!ウィッチって、ようするに魔女だろ!? 魔法使ったりするあれだろ!?そんなもの今も昔もいるわけない! ネウロイなんて、そんな生き物聞いたこともない!ロマーニャって国も聞いた事ないぞ!」 エーリカ「・・・」 シャーリー「んなこと言われてもなぁ・・・」 ミーナ「・・・俺さん」 俺「なんだよ・・・」 ミーナ「あなたは、この世界のことについての基本的なことすら知らないということになります。・・・妙です」 俺「あんたらみたいな魔女ってもののほうが妙だろ」 ゲルト「貴様!口の利き方には気をつけろ!」 俺「・・・」 ミーナ「・・・あなたの生まれた国と、生年月日を教えていただけますか?」 俺「・・・生まれは日本、生年月日は1994年6月1日だ」 宮藤「え?」 リーネ「・・・何年って、言いましたか?」 俺「1994年だ」 ペリーヌ「・・・えーっと・・・なんと言えばよろしいのやら」 言葉に困るほど妙なことか? シャーリー「・・・おい、俺。・・・ニホンだな?・・・本当にそんな名前か?」 俺「ああ。そうだよ」 シャーリー「・・・どこだ?」 この胸の大きいシャーロットという女は世界地図を広げているようだが・・・日本を知らないのか? 俺は、地図の日本列島のところに指をさした。 俺「ここだ」 ルッキ「え?そこ扶桑だよ?」 俺「は?」 俺はルッキーニとかいうガキの言葉に耳を疑った。シャーロットから地図を引ったくり、そこを見た。 そして俺は、次は目を疑った。 ・・・フソウ?日本じゃなく、扶桑? ミーナ「あのね俺さん、非常に言いにくいことなんだけれど・・・」 そして、俺は、またもや耳を疑うことになった。 ミーナ「今は、1945年なの」 ――――――― 理解が追いつかない。 俺「・・・なんだよそれ」 今は2010年のはずだ。 ゲルト「なんだよ、とは言われても、これは本当のことだ」 バルクホルンって言ったか。・・・ズバッと言ってくれるのはありがたいけど、 この状況じゃ更に絶望するしかなくなっちまうよ。 俺「・・・おかしいだろ、こんなの」 サーニャ「・・・そんなこと言われても」 エイラ「困るよナァ」 何言ってんだ。困ってるのはこっちだよ。お前らより、ずっとな。 エーリカ「ねえ。君の言ってたことは、本当?」 俺「・・・お前らの言ってることのほうが本当かどうか疑わしいぞ」 エーリカ「ふーむ・・・」ジー 確かこいつはハルトマンとかいったか。何だよ。 エーリカ「嘘ついてるようにはみえないよ、ミーナ」 嘘つく必要なんかないからな。 坂本「つまり、何か・・・君は・・・」 ミーナ「・・・本当に、未来の世界から来たの?」 俺「・・・俺がいた所は魔法なんてなかったけどな」 宮藤「へ・・・へー・・・」 リーネ「信じられません・・・」 ペリーヌ「全くですわ・・・」 この三人は、宮藤とリネットとペリーヌだったっけ。 俺「俺だって信じられない。俺は学校に行こうとしてただけなんだ。 ・・・それが、なんでこんなことになってんだよ」 坂本「・・・君のいたところでは、扶桑のことを日本と言うのか」 俺「・・・ここでは日本のことを扶桑っていうんだな・・・そこだけは理解したよ・・・はぁ」 それ以外のことは理解できない。 魔法使いが人間以外の奇妙な生命体と戦っている過去の世界にいきなり飛ばされて・・・ ・・・クソッ、誰がこんなこと頼んだんだよ。俺は頼んだ覚えはないぞ。 ・・・いや、頼んだかもしれない。中学生くらいの頃、何もかもつまらなくなって、『剣と魔法の世界に行きたいなぁ』 なんて思ったことがある。・・・かも。だからって本当にこんなことになるとは・・・ 俺は頭を抱えた。・・・これからどうすればいいんだよ? ミーナ「・・・」 ゲルト「ミーナ、彼をどうするつもりだ?」 ミーナ「・・・俺さん、ちょっと話をしてもいいかしら?」 俺「なんだよ・・・?俺を元居た世界に戻してくれるってのか?」 ミーナ「いいえ、そうではないのだけれど・・・」 俺「だったら断る」 ゲルト「なっ!?」 坂本「即答だな・・・」 エーリカ「・・・」 ミーナ「・・・どうしてかしら?」 俺「俺は元居た世界に戻りたいんだ。こんな妙ちきりんな世界になんて居たくない。 だからそれ以外のことなんて聞きたくもないし、あんたらとも一切関わりたくない」 ゲルト「・・・貴様は、これからどうするつもりなんだ」 俺「あんたらが俺を戻すことができないなら、あんたらとはオサラバして俺は一人で戻る方法を見つける」 ペリーヌ「当てはあるんですの?」 俺「家族も友達も、一緒にこの世界に飛ばされてきた奴もいないんだ。あるわけねえだろ」 シャーリー「・・・あー、この世界に連れてこられたきっかけとかは?」 俺「交差点で待ってたら異世界に飛ばされるなんて納得いかねえよ」 シャーリー「・・・そりゃ、なんつーか、理不尽だな」 エーリカ「つまり手がかりゼロでしょ?・・・詰んでるようなもんじゃん」 俺「・・・でも、探すしかないんだよ。俺一人でさ」 ミーナ「・・・一人で・・・ねぇ。そんなことはないかもしれないわよ」 え? ミーナ「・・・あなたを抱えたとき、あなたのなかに魔法力を感じました。どういうことかわかりますか?」 俺「わかんねえよ」 ミーナ「あなたも、ウィッチになれるかもしれないってことよ」 は? 俺「・・・俺が?」 宮藤「え!?」 リーネ「・・・俺さんがですか?」 ペリーヌ「男性なのに?」 ミーナ「ありえない話ではないはずよ。女性しか魔法力を持っていないなんてことはないわ」 シャーリー「・・・ストライカーを履かせてみるのか?」 ミーナ「ええ」 すとらいかー? 俺「なんだそりゃ」 ルッキ「あたし達がさっき履いてたやつだよー!」 ああ、あれか。すとらいかーっていうのか。 俺「・・・」 ミーナ「あなただけで元の世界へ戻る方法を探すとは言うけれど・・・ 行く当ても帰る場所もないなら、私達と一緒に戦いながら探すほうが、良いと思わない? 全力でやるほどの余裕はないけど、できる限りは協力するわよ」 俺「・・・遠慮する」 ミーナ「え!?」 坂本「・・・何故だ」 俺「・・・あんたらと一緒なら、確かに見つかる可能性は少しは高くなるだろうな。 でも、俺なんかのためにあんたらに迷惑はかけられない。 それに、あんたらと一緒に『探す』ってだけでも迷惑をかけるみたいで嫌なのに、まして『戦う』なんて無理だ。 俺は銃なんて持ったこともないし、ましてや生き物に向けるなんてできない。ただの学生なんだ。 俺に出来ることなんて、あんたらに比べたら無に等しい。戦うことなんてできない。足手まといになるだけだろ」 ゲルト「確かにな」 ミーナ「トゥルーデ!」 サーニャ「・・・あの」 エイラ「お、おいサーニャ?」 俺「ん?」 こいつらは、確かサーニャとエイラっていったか。イチャイチャイチャイチャと目障りな二人だ。 サーニャ「・・・使うのは、銃だけじゃなくて、剣でもいいんですよ?」 ・・・剣? そういえば。 俺「・・・昔、剣道をやっていたけど」 坂本「おお!」 この眼帯をつけた女は坂本だったっけ。なんで嬉しそうな顔してんだよ。 剣を使うって言っても、竹刀じゃ無理だろ?それに本物の刀って重いんだろ? 俺「途中でやめたんだ」 坂本「ん?何故だ?」 俺「・・・挫折した。どうしても、壁を乗り越えられなかった」 ・・・部の中では上手いほうだ、と顧問は言っていたが、 俺は剣道における何かをどうしても掴むことができず、やめたんだ。 坂本「・・・ならば」 なんだよ? 坂本「今からもう一度やって、壁を越えればいい」 俺「・・・そういうもんか?」 坂本「そういうものだ。それに、訓練さえすれば、お前も戦える」 俺「そんな簡単に言い切れるのかよ?」 坂本「ああ。言い切れる」 なんでだよ。 坂本「何故かって?」 俺「人の心を読まないでくれないか」 坂本「・・・ごほん。お前は、そもそも何か勘違いしているようだな。 今ここでネウロイと戦っている私達も、初めから今のように戦えていたわけではない。 訓練と実践を重ねてここまでやってきたのだ。・・・何も今すぐ飛んでネウロイと戦えと言うのではない。そこは安心しろ。 訓練せねば、どんなに素質があっても結局のところどうにもならんからな。 それにお前一人で帰る方法を探すといっても、正直言って見つかるとは思えない。おまえ自身もそう思っているだろう?」 ・・・だから心を読まないでくれるか。 坂本「だったら、・・・飛ぶことを試してみる価値はあると思わないか?」 俺「・・・あのさ、俺が飛べるって前提で長々と話してんじゃねえよ。失望したって知らないぞ」 エーリカ「!」 ミーナ「では俺さん。来ていただけますね?」 俺「ああ。やってみるよ。試してみなきゃ始まらないしな」 ―――――――― 俺「・・・これを、履くのか」 ミーナ「ええ」 俺「・・・」 言われるままに、俺は目の前の機械を脚に装着した。 俺(・・・これで、飛ぶ、のか) そう思った瞬間、足元に光が現れ、プロペラのようなものが回り出した。 ブウウウゥゥゥゥン! 俺「!?」ピョコンッ 俺の頭から何か出てきた。・・・犬耳? 俺「・・・」 誰が得するんだよ。 俺の複雑な心情なんてお構い無しに、周りの女共は騒いでいる。 宮藤「おお!凄い!」 リーネ「おっきい魔法陣・・・」 ペリーヌ「まさか・・・」 シャーリー「凄いぞ俺!史上初、男性ウィッチ誕生の瞬間だ!」 ルッキ「おお~」 ゲルト「魔法力は問題ないのか・・・」 エーリカ「結構強力みたいだよ」 サーニャ「・・・凄い」 エイラ「ま、マア最低限の条件はクリアしたみたいダナ」 坂本「うむ」 ミーナ「俺さん、ありがとうございました。・・・飛行状態を解除してください」 俺「え?」 そんなこと言われても。 俺「どうすりゃいいのか・・・」 ミーナ「飛ぶのを止めるって思えば止まるわ」 適当だな、おい。 ピタッ 俺「・・・こんなんでいいのか?」 エーリカ「『こんなん』?なに言ってんの、上出来じゃん!」 マジか。 ミーナ「・・・さて俺さん。あなた、どうするの?」 俺「・・・」 ミーナ「たった一人きりで寝食をし何時来るかもわからないネウロイの脅威から逃げながら、当てもなく元の世界へ戻る方法を見つけるのか、 それとも私達と一緒に生活しネウロイの脅威に立ち向かいながら、私達と一緒に元の世界へ戻る方法を見つけるのか」 こういうのをなんというのだろうか。『八方ふさがり』?違うな。この場合一方だけ開いてるからな。 俺「・・・俺がいちゃ迷惑だろ?」 坂本「心配するな。お前が来る前からここは騒動が多いからな」 シャーリー「一人くらい増えたからってそんなに変わんないんだ」 エーリカ「むしろ、話した感じだとしっかりしてるみたいだし、迷惑だなんて思わないよ」 俺「・・・そうか」クスッ ルッキ「おお!笑った!」 エーリカ「君はそうして笑ってるほうがいいよ。せっかくのいい男なんだからさ」ニコッ 俺「余計なお世話だ」 エイラ「中佐、ホントにこんな奴を501に入れるのか?」 サーニャ「エイラ・・・失礼よ」 ミーナ「大丈夫・・・だと思うわ。登場の仕方こそ変だったけど、内面自体は問題あるようではないみたいだし。(口は悪いけど) 上層部に言っても追い出したりはしないでしょう。史上初の男性ウィッチなんだもの、データを採りたいっていうに決まってるわ。 私たちにとっては・・・後々の戦力の増強になると思うし、上層部は得するし、俺さんも損をしない。誰も損をしないのよ」 ・・・ま、一人で野垂れ死ぬよりはマシか。 ミーナ「俺さん。・・・良いわね?」 俺「・・・仕方なくだけど、世話になることにするさ。帰るまではな」 あ、思い出した。こういうのって、『選択の余地がない』って言うんだったな。 ミーナ「じゃあ・・・待っててね。正式にあなたが『ストライクウィッチーズ』に入隊できるよう働きかけるわ」 ――――――――― ・・・次の日。上層部にはミーナから言ってくれたらしい。ありがたいことだ。 これで正式に俺は『ウィッチーズ』の一員ということになった。 あの人には世話になりっぱなしだ。当然礼を言いに行った。上手くいえなかったから『ありがとう』ってだけだけど。 ――――――――――― それから俺は、坂本って女にも、それはもうってほど世話になった。体力づくりや射撃や飛行の訓練の他に剣道の稽古でたくさんしごかれたり、 わざわざ扶桑から戦闘用の刀を届けてもらったり、(・・・これってやっぱり『日本刀』じゃなくて『扶桑刀』って呼ばなくちゃいけないのか?) ・・・ちなみに魔法力を発現させていると不思議と武器を重く感じない。魔法力のおかげらしい。 実戦では刀と銃を持ち、後衛として援護をしつつ前衛の奴らから戦い方を学んだりして・・・戦うための力を付けていった。 ・・・でも。 ミーナ「彼の固有魔法がはっきりしない?」 坂本「ああ。刀を振っても、銃を撃っても、飛んでいても、全くわからないんだ。本人も、特に感じないらしい」 ミーナ「・・・」 坂本「ま、そのうちわかるとは思うがな」 ミーナ「そうだといいけれどね・・・。」 ―――――――――― ミーナ「それより、もっと心配なことがあるのよね」 坂本「なんだ」 ミーナ「この三ヶ月、襲撃してくるネウロイがみんな少数の小型だけだってこと」 坂本「・・・」 ミーナ「不自然よね・・・なにか悪い予感がするのよ」 坂本「・・・確かに、な」 異世界のウィッチその3
https://w.atwiki.jp/mitlocke/pages/1558.html
ウィッチ ランク:C E(ぷよぷよ通) 属性 ・女 ・四天王 ・魔女 固有の敗北条件 なし 能力値 ESP能力レベル 5 ESPパワー 50 耐久力 4 精神力 5 特殊能力 ・祖母の支援[戦闘前][手下 4] 1D6を振り、6が出た場合手下が1人来る。 ・ぷよぷよ[戦闘][主要][攻撃][E] レベル1から連続する C カードを複数枚利用し、 対象一つに攻撃を行う。 枚数 効果 2枚 ファイアー レベル;2 火力 5 3枚 サンダー レベル 3 火力 10 4 枚 クエーサー レベル 4 火力 20 5 枚 ティンクルダスト レベル 5 火力 30 6 枚 ビッグバン レベル 6 火力 40 7 枚 メテオ―! レベル 7 火力 50 8 枚 ブラックホール 対象に基地カードのブラックホールと同様の効果を与える。 ・どんえーん![戦闘][対抗(攻撃)] このキャラクターが[E]属性の攻撃を受けた場合、手札の LV 3以下の防御Cカードを利用して、 コラムを利用Cカードのレベル分だけマイナスする。 ・箒[格闘(武器) 0][全般] テレポート使用時、レベルが6あるものとして使用できる。 備考 [常動] * ** 箒は全般であることに注意。どんえーんで見た目より硬い。 Q&A Q. A. このキャラクターへの意見 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/elemental2dmmorpg/pages/39.html
ウィッチ 死の呪いを与える魔法使いの三次職。敵に呪いをかけて弱体化させる。 どの武器でも使えるプラベラが強力。 転職特典:魔法攻撃力10%増加 スキル名 修得レベル 情報 再利用時間 属性 対象 効果 プラベラ 80 広い範囲に恐ろしい呪いが降りかかります。呪いは同じ呪いのスキルに重複してかかりません。 普通 発動者の攻撃属性 対象に 呪い第2段階※物理防御力を-40.00%、魔法防御力を-40.00% ペスト 85 伝染病を広めます。ダメージを受けた敵の周辺の敵は伝染したダメージを受けます。 遅い 発動者の攻撃属性 指定対象の周辺の1人に ×1物理ダメージ、×1魔法ダメージ 弱化 90 12秒間、対象の物理、魔法攻撃力を減少させます。 遅い 発動者の攻撃属性 対象に 攻撃力の低下 フィラベ 90縦本 絶望の呪いが敵に降りかかります。呪いは同じ呪いスキルと重複してかかりません。 普通 発動者の攻撃属性 対象に 呪いの3段階 闇の精霊 95 対象の位置に精霊を召喚します。敵はダメージを受けます。 早い 発動者の攻撃属性 定期的に対象に ×1物理ダメージ、×1魔法ダメージ
https://w.atwiki.jp/gwenthomecomingcard/pages/29.html
ウィッチャー ウィッチャー ウィッチャー関連 トップ 【ウィッチャー】 「ゲラルト・イグニ」2ポイント、ウィッチャー、ニュートラル、ゴールド、コスト12 配備|近接:何れかの敵陣列にある全ての最高戦力値ユニットを破壊する。(ただしその列の合計値が20以上の場合に限る) 生成:紙-800 粉砕:紙+200 アップ:砂-400 生成:紙-1600 粉砕:紙+200、砂+120 「シリ:ノヴァ」5ポイント、ウィッチャー、ニュートラル、ゴールド、コスト11 ターン開始時、自身が自軍墓地にある唯一のユニットである場合、このユニットは無作為に選んだ自陣列に召喚される。 生成:紙-800 粉砕:紙+200 アップ:砂-400 生成:紙-1600 粉砕:紙+200、砂+120 「ガレットのレソ」4ポイント、ウィッチャー、ニルフガード、ゴールド、コスト11 配備:敵軍リーダーの引き直し可能数を0にする。 生成:紙-800 粉砕:紙+200 アップ:砂-400 生成:紙-1600 粉砕:紙+200、砂+120 「ゲラルト:イャーデン」4ポイント、ウィッチャー、ニュートラル、ゴールド、コスト11 配備:何れかの列にある全てのユニットをそれぞれベース戦力値に戻す。 生成:紙-800 粉砕:紙+200 アップ:砂-400 生成:紙-1600 粉砕:紙+200、砂+120 「ゲラルト:プロフェッショナル」4ポイント、ウィッチャー、ニュートラル、ゴールド、コスト11 配備|近接:敵軍ユニット1体に3ダメージを与える。その戦力値が3の倍数であった場合、代わりに破壊する。 生成:紙-800 粉砕:紙+200 アップ:砂-400 生成:紙-1600 粉砕:紙+200、砂+120 「ゲラルト:アード」3ポイント、ウィッチャー、ニュートラル、ゴールド、コスト11 配備|近接:敵軍ユニット3体に2ずつダメージを与え、可能な場合は間接列に移動させる。 生成:紙-800 粉砕:紙+200 アップ:砂-400 生成:紙-1600 粉砕:紙+200、砂+120 「エスケル:求道者」6ポイント、ウィッチャー、ニュートラル、ゴールド、コスト10 近接:毎ターン終了時、1ブーストを得る。 生成:紙-800 粉砕:紙+200 アップ:砂-400 生成:紙-1600 粉砕:紙+200、砂+120 「レソ:王殺し」6ポイント、ウィッチャー、ニルフガード、ゴールド、コスト10 配備:戦場にある自身を除くユニットに変身する。(ただし戦力値を維持) 生成:紙-800 粉砕:紙+200 アップ:砂-400 生成:紙-1600 粉砕:紙+200、砂+120 「ヴェセミル:指導者」4ポイント、ウィッチャー、ニュートラル、ゴールド、コスト10 配備:手札、デッキ、戦場にある自軍「ウィッチャー」ユニットに1ずつブーストを与える。 生成:紙-800 粉砕:紙+200 アップ:砂-400 生成:紙-1600 粉砕:紙+200、砂+120 「リヴィアのゲラルト」3ポイント、ウィッチャー、ニュートラル、ゴールド、コスト10 配備:戦力値8以上の敵軍ユニット1体を破壊する。 生成:紙-800 粉砕:紙+200 アップ:砂-400 生成:紙-1600 粉砕:紙+200、砂+120 「キヤン」3ポイント、ウィッチャー・呪縛、北方諸国、ゴールド、コスト10 命令:「キヤン」のチャージ量に等しいダメージを敵軍ユニット1体に与える。(チャージ:1) 生成:紙-800 粉砕:紙+200 アップ:砂-400 生成:紙-1600 粉砕:紙+200、砂+120 「シリ:ダッシュ」5ポイント、ウィッチャー、ニュートラル、ゴールド、コスト9 5ターン後(ターン終了時)、カード1枚を引く。 生成:紙-800 粉砕:紙+200 アップ:砂-400 生成:紙-1600 粉砕:紙+200、砂+120 「セリット」5ポイント、ウィッチャー、ニルフガード、ゴールド、コスト9 配備:敵軍ユニット1体に3ダメージを与える。「オーケス」が自軍手札にある場合、代わりに5ダメージを与える。 生成:紙-200 粉砕:紙+50 アップ:砂-300 生成:紙-800 粉砕:紙+50、砂+80 「ベルハーヴェンのイヴォ」5ポイント、ウィッチャー、ニュートラル、ゴールド、コスト9 命令|近接:敵軍ユニット1体に2ダメージを与える。(チャージ:1) あなたが「ウィッチャー」ユニットをプレイするたび、1チャージを得る。 生成:紙-800 粉砕:紙+200 奪われし玉座のみ 「ランバート:剣士」5ポイント、ウィッチャー、ニュートラル、ゴールド、コスト8 配備:継戦を持つ敵軍ユニット1体を破壊する。射程:2 生成:紙-800 粉砕:紙+200 アップ:砂-400 生成:紙-1600 粉砕:紙+200、砂+120 「シリ」4ポイント、ウィッチャー、ニュートラル、ゴールド、コスト8 あなたがラウンドに敗北するたび、戦場にあるこのユニットを手札に戻す。 生成:紙-800 粉砕:紙+200 アップ:砂-400 生成:紙-1600 粉砕:紙+200、砂+120 「オーケス」5ポイント、ウィッチャー、ニルフガード、ゴールド、コスト7 配備:敵軍ユニット1体に封印を与える。「セリット」が自軍手札にある場合、さらに敵軍手札、敵陣デッキ、敵陣にあるそのユニットの同名カード全てに封印を与える。 生成:紙-200 粉砕:紙+50 アップ:砂-300 生成:紙-800 粉砕:紙+50、砂+80 「エスケル」3ポイント、ウィッチャー、ニュートラル、ゴールド、コスト7 配備:自軍デッキにあるヴェセミル、ランバートを配置列にあるに召喚する。 粉砕不可能な基礎カード 生成:紙-800 粉砕:紙+50、砂+80 「ヴェセミル」3ポイント、ウィッチャー、ニュートラル、ゴールド、コスト7 配備:自軍デッキにあるエスケル、ランバートを配置列にあるに召喚する。 粉砕不可能な基礎カード 生成:紙-800 粉砕:紙+50、砂+80 「ランバート」3ポイント、ウィッチャー、ニュートラル、ゴールド、コスト7 配備:自軍デッキにあるヴェセミル、エスケルを配置列にあるに召喚する。 粉砕不可能な基礎カード 生成:紙-800 粉砕:紙+50、砂+80 「蛇流派ウィッチャー」4ポイント、ウィッチャー、ニルフガード、ブロンズ、コスト6 配備:敵軍デッキの一番上にあるカード1枚を公開し、消滅させる。 生成:紙-80 粉砕:紙+20 アップ:砂-200 生成:紙-400 粉砕:紙+20、砂+50 【ウィッチャー関連】 ↑ 「レオ・ボンハート」3ポイント、人間、ニルフガード、ゴールド、コスト10 配備|近接:戦力値8以上の敵軍ユニット1体を破壊する。 配備|間接:「ウィッチャー」ユニット1体を破壊する。 生成:紙-800 粉砕:紙+200 アップ:砂-400 生成:紙-1600 粉砕:紙+200、砂+120 「草の試練」スペシャル、錬金術、ニュートラル、ゴールド、コスト8 ユニット1体を12までブーストさせる。それが「ウィッチャー」でない場合、先に6ダメージを与える。 生成:紙-800 粉砕:紙+200 アップ:砂-400 生成:紙-1600 粉砕:紙+200、砂+120 トップへ戻る↑
https://w.atwiki.jp/k-os/pages/622.html
英名:Hellwitch レアリティ:C 絵師:石垣純哉 番号:BS04-017 収録:ブースター04-龍帝 コスト:4 軽減:2 シンボル:紫 系統:呪鬼 種類:スピリット 1-LV1:1000 3-LV2:3000 6-LV3:5000 LV2-3:『このスピリットのアタック時』 コスト6以下の相手の疲労状態のスピリット1体を破壊する。 LV3:『このスピリットのアタック時』 コスト1以下の相手の疲労状態のスピリット1体を破壊する。 フレーバー 支配者の1人が滅ぼされた。 ついに時代が動くのかも。 備考/性能 スピリット破壊/破壊効果/コスト数参照参照:ダークウィッチ 発動条件が増えた代わりに2体破壊可能な新型ウィッチ。 一期時代の対軽量速攻戦で活躍した。 公式Q&A/ルール 更新:110208/Q1-2 Q.1 このスピリットがLv2でアタックしたとき、自分の「フィールド」にしか、疲労状態のスピリットがいなかった。このとき、その自分の疲労しているスピリットを破壊しなきゃならないの? A.1 いいえ、破壊しません。このスピリットの効果は、相手のスピリットしか破壊しません。 Q.2 このスピリットがLv3でアタックしたとき、相手の「フィールド」にコスト1の疲労状態のスピリットとコスト4の疲労状態のスピリットがいたら、2体とも破壊できる? A.2 はい、2体とも破壊します。 エピソード/キャラクター 陣営:魔王/支配者の1人が滅ぼされた。 滅ぼされたのは旧支配者たる貴族の一員か? ダークウィッチのダーク化版のため、所属する陣営も同様と思われる。 ダークウィッチ 四弾で多数登場したダーク化/凶暴化したスピリットの一つとしてヘルウィッチが登場した。 元々がダークと名のつくスピリットだったためか、似た雰囲気の単語に名前が変化している。 ここを編集 BS04-紫へ戻る
https://w.atwiki.jp/logres-story/pages/58.html
ウィッチ 目次 基本情報 レベル報酬 ショップ(秘技&パッシブ) 基本情報 攻撃タイプ 高いダメージリミットの魔法攻撃が得意箒を使った強力なスキルで敵を殲滅しよう! メイン:ほうき、杖 レベル報酬 レベル 報酬ジャンル 報酬名称 報酬詳細((LvUP時の上昇値、maxはLvUP無し)) レベル 報酬ジャンル 報酬名称 報酬詳細((LvUP時の上昇値、maxはLvUP無し)) 対象ジョブ 1 秘宝 ジョブ:高位詠唱 魔法必殺スキル中、ダメージリミットが100(100)上がるがチャージ時間が長くなる ウィッチ 10 秘宝 ジョブ:クリティカル解放【魔法】 魔法攻撃でクリティカルがでるようになる ウィッチ 15 秘宝 ジョブ:ウィッチの心得 ほうき必殺攻撃スキルの威力が2%(2%)上がる ウィッチ 20 秘宝 魔女の秘技:魔攻 魔攻+10(10)、魔攻上限10(10) ウィッチ 25 秘宝 ジョブ:ウィッチの心得 ほうき必殺攻撃スキルの威力が2%(2%)上がる ウィッチ 30 ギルドコイン 200 - - 35 秘宝 ジョブ:高位詠唱 魔法必殺スキル中、ダメージリミットが100(100)上がるがチャージ時間が長くなる ウィッチ 40 ギルドコイン 300 - - 45 秘宝 ジョブ:禁術開放 ほうき必殺スキル中、ダメリミっが2,000(max)上がる ウィッチ 50 秘宝 魔の秘宝 魔法必殺スキル威力が3%(3%)上がる 全ジョブ 55 秘宝 ジョブ:ウィッチの心得 ほうき必殺攻撃スキルの威力が2%(2%)上がる ウィッチ 60 秘宝 魔女の秘技:ダメージリミット ダメリミ+500(500)、ダメリミ上限+500(500) ウィッチ 65 ギルドコイン 500 - - 70 秘宝 魔の秘宝 魔法必殺スキル威力が3%(3%)上がる 全ジョブ ショップ(秘技&パッシブ) 名称 詳細((LvUP時の上昇値、maxはLvUP無し)) 最大レベル 秘技 魔女の秘技-HP- HP+100(100)、HP上限+100(100) 10 秘技 魔女の秘技-物攻- 物攻+10(10)物攻上限+10(10) 10 秘技 魔女の秘技-魔攻- 魔攻+10(10)魔攻上限+10(10) 10 秘技 魔女の秘技-クリティカル- クリ+20(20)、クリ上限+20(20) 10 秘技 魔女の秘技-ダメージリミット- ダメリミ+500(500)、ダメリミ上限+500(500) 10 秘技 魔女の秘技-ヒールリミット- ヒールリミ+50(50)、ヒールリミ+50(50) 10 パッシブ 消費EP軽減-杖 全属性剣スキルの消費EP1(1)軽減する 10 パッシブ 消費EP軽減-楽器 全属性弓矢スキルの消費EP1(1)軽減する 5 パッシブ 消費EP軽減-鞭ー 全属性ハンマースキルの消費EP1(1)軽減する 3 パッシブ ウィッチの心得 ほうき必殺攻撃スキルの威力が2%(2%)上がる 10 パッシブ 魔力の泉 60秒(-4秒)ごとに自分のEPが1回復する 10 パッシブ 幻惑の術 回避率を3%(3%)上げる 10 パッシブ 神秘の術 (さらに)敵から狙われにくくなる 10 パッシブ 高位詠唱 魔法必殺スキル中、ダメージリミットが100(100)上がるがチャージ時間が長くなる 10